Last Updated on 2022年3月3日 by Dai Ando
はじめに
気持ちの赴くままに書き始めた”収入源の境界を乗り越えよう!”シリーズですが、その4に入りました。(その1・その2・その3)
収入源が1つであることは、自分、会社、国、このどれか1つでも歯車が狂い始めたら、挑戦どころか家族の生活をも危険に晒す可能性があることを意味しています。
まさかお金について自分が何かを書くことになるとは思っていませんでしたが、過去を振り返ると、何か挑戦をするたびに
- 自分の能力的な壁
に加えて、必ず
- 経済的な壁
に対面していました。
そんな経験から、何かに挑戦される皆さんの経済的側面においても力になれるよう、まずは自分がその壁を乗り越えてみようと思いました。
まだ道半ばですが、そんな僕の経験が皆さんの人生のどこかのステージでお役に立てたらとても嬉しいです!
以前の記事で紹介しました、まずはクリアしたいこのゴール、
僕が倒れても、家族が困らない状態を、僕が生きている状態で実現すること。
歳を重ねるごとに健康トラブルのリスクが高まることを考えると、出来るだけ早くこの状態になることが望ましいですよね。そして、
早ければ早いほど経済的な心配の少ない状態で、新たな挑戦に取り組める時間が長くなります。
今回は、前回紹介しましたこの図を見ながら、それぞれの項目について私達が出来ることを考えてみました。
1、月収(主にE/Sクワドラントからの収入)を増やす。
シンプルかつ効果的な戦略ですね!これにより、
自由に使えるお金が増え、更に投資へ回すことが出来ます。
なかなか難しいかもしれませんが、それは無理!と諦める前に、試しに
- 副業(複業)
- 起業
- 転職
- 職場の変更
まで掘り下げて考えてみましょう。
今まで考えもしなかったいい道が見つかるかもしれません^^。
僕はシンプルに休みの日にパートで働いたり、起業を考えたりしています。
2、総支出(生活等に必要な費用)を減らす。
これにより1の増収と同様に自由に使えるお金が増え、更に投資へ回すことが出来ます。
加えてもう1つ素晴らしい効果があります。
総支出を減らすことで、投資からのリターンが少なくても生活の維持が可能となるのです。
- 更に投資に回せる=早く資産を作れる
- 少ないリターンでも生活出来る=少ない資産でもゴールの状態になる
まさに一石二鳥!
- 家賃/住宅ローン
- 保険
- 車
- 駐車場
- 光熱費
- 携帯
- インターネットプロバイダー
- 娯楽費
- 嗜好品
などなど、今からでも工夫出来るところは沢山ありますね。中でも特に、
“月々固定して引かれる支出”を見直すことで、あまり我慢をせずに費用を抑えられることが出来ます。
また、”住宅ローンの借り換え”も非常に大きな効果ありますので、家をお持ちの方は臆せずに調べてみましょう。
我が家の場合
我が家は、”2年間のメルボルン無収入貯金切り崩し生活”を経験しているので、節約に関してはバッチリです笑!
結婚当初と比較すると
- 家賃は職場の近く(ちょっと郊外)に引っ越すことで42% down、広さはup。
- 保険も見直し、月額かなりdown、補償額up。
- 携帯も夫婦でSoftBankからLine mobileに変更し、66% down。繋がりは全く問題ありません。
- Tetheringのお陰でかつて持ち歩いていたモバイルルーターも必要なくなり、月4,000円down。
と、少し見直すだけで生活の質を下げずに、かなりの出費が減らせました。
食費は健康に直結する部分でもあるので、むしろしっかりと投資。
価格ではなく、成分やバランス、産地を基準に選ぶことで、医療費を含め考えると長期的には大きな節約になると考えています。
(ここを削っても努力の割に効果が少なく、そのくせストレスが多いように感じました><)
3、投資先を慎重に選ぶ。
投資先の選択は、リターンで生活出来るような状態を実現する上で最重要項目。
しっかりとしたリターンを生んでくれる投資先なしでは、せっかくの計画もただの”絵に描いた餅”になってしまいます。
僕にとって投資はほぼ初めて足を踏み入れる分野。
何から始めたら良いのか全く分からず、以下のような流れでいつの間にか目を向けなくなりました。
- インターネット上にはいくらでも美味しそうな話が転がってるけれども玉石混淆。
- かと言って、片っ端から当てずっぽうで試すようなゆとりはない。
- 取っ付き易そうなFXを試して痛い目に遭う。
- 素人が投資に手を出すものではないと思い知る。
- とにかく真面目に仕事を頑張ろう!という結論に達する。
きっと一部の人を除いて、割と多くの皆さんが僕と似たような状況なのではないでしょうか。
試しに、安心の投資先である日本の定期預金を例に見てみましょう。
誰もがご存知の大手銀行ですが、見事に全ての項目で0.010%ですね。
何年預けても、いくら預けても利率は変わりません。
もし一億円預けたとしても、何と利息は年間一万円 (><)!
そしてここから税金が引かれます。
一万円払うから僕に預けて!(心の声)
ちなみに普通預金は…
一億円預けても利息は年間千円…。
もちろんここにも税金はかかります。
月に一回、時間外にATMから引き出せば、手数料だけでもう元本割れです。
一億円あったら利息で生活出来そう!!って思っていませんでしたか?
残念ながら今の日本の定期預金は、一億円預けてもリターンでは生活出来ないのです(;_;)。
ではどうすればいいのでしょう?
今回僕は、きちんと投資に取り組もうと考え、他の挑戦と同様に勉強から開始しました。
- 色々と本を読み、
- 著者の方に会って直接お話を伺い、
- 実際に自分の目指す状態を実現している人に出会い、
- そのような方が主催しているスタディーグループに参加するようになりました。
まだ勉強を始めて一年ちょっとですが、現時点で、
- 目指す状態を実現するような投資先は多数存在する
- 自分を食い物にしようとする投資先もまたそれ以上に存在する
- ゆえに、これらの情報を探し出し、見極める能力/環境が必要
- 自分一人で試行錯誤してもいいが、失敗出来る回数には精神的にも経済的にも限度がある
- もし自分の先を行く人のサポートを得ることが出来れば、その成功率は劇的に改善する
であろう。
という感触を得ています。
非常に大切な人と人の繋がり/縁
振り返れば、
- 全般的には両親や家族が、
- 学業では学校の先生、塾の講師、家庭教師が、
- スポーツでは先輩やコーチが、
- 歯科医師としては先輩や専門医の先生が、
- メルボルンでの挑戦でも各ステップの先駆者達が、
避けられる失敗をしないように、そして目指すゴールに到達できるように僕を導いてくれました。
本などの独学だけでいい結果を出せた分野は1つもなく、そこには必ず自分の先を行く先達の助けがありました。
よってこの分野でも同様に、”人と人の繋がり/縁”が非常に大切だと考えています。
彼らと話すようになって感じたのですが、やはりそれを達成している人の言葉は重く、力があります。なので皆さんにもまずは、
“目指す状態を実際に達成している人と出会うこと”を強くお勧めします。
目標を周囲に宣言することの大切さ
僕は上記の勉強に加えて、いつもの挑戦アプローチ法、
- 目標について考える
- 目標を紙に書く
- 目標を周囲に宣言する
- 自分が実現したい目標を既に実現している人たちの集団に入り込む
- Fake it until you make it (目標を実現するまで実現したふりをする)
を始めました。
そして、ステップ3で目指す状態を達成している人に出会いました。
目標を周囲に宣言したことで、長い付き合いの先輩が、”あ、君そこを目指しているんだね!”と、そのグループに繋げてくれたのです。
何も話していなければ、そんな話は振ってくれなかったでしょう。
はじめのうちは半信半疑でグループに参加していましたが、一年が経過し、彼らが純粋に、
“関わったみんなが同じような状態になったらいいな”
と考えてくれていることがようやく理解出来たように思います。
加えて、同じ目標を持つ仲間がいるのは何かと心強いものだと感じました。
現在は、4. 自分が実現したい目標を既に実現している人たちの集団に入り込む & 5. Fake it until you make it (目標を実現するまで実現したふりをする)を実践中で、このまま進めばこれまでと同様に求める状態が訪れるのではないかと思っています。
上記のお勧め挑戦アプローチ法の詳細はこちらから^^。
意志が弱くても大丈夫!意志の強さに依存しない挑戦アプローチ法:日常を”Comfort Zone外”に変える方法5選(その2)
意志が弱くても大丈夫!意志の強さに依存しない挑戦アプローチ法:日常を”Comfort Zone外”に変える方法5選(その3)
まとめ
まだゴールに辿り着いていない僕ですが、この分野でも大切だと感じたのは、やはり人と人との繋がり/縁でした。
具体的な投資先を期待された方にはちょっと肩透かし的な内容だったかもしれませんが、この流れを辿るとその先で徐々に投資案件の話が出て来ます。
月収増/節約の努力をしつつ、挑戦アプローチ法を実践しながら、目指す状態を実際に達成している人と出会い、その経験から学ぶ。
これが現時点で僕が考えるゴールへの近道です。
と、ここまでが2018年時点での結論ですが、時は流れ2022年、大分具体的な結論が出ました!
2019年にメルボルンに戻ってからは、参加していたグループの集まりには出なくなりましたが、そこで学んだ基礎をベースに4年も同じことを考えていると色々な情報が集まってくるものですね。
具体的な投資先を含めた自分なりの結論をこちらにまとめましたので、ぜひご覧ください^^。
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