Last Updated on 2020年1月2日 by Dai Ando
はじめに
何かに挑戦する際、あらかじめゴールまで、全てのステップについて把握してから始められたら安心ですよね。
でも、
・そう思って研究しても、なかなか全容が見えて来ない。
・全容が見えないと、不安で挑戦に踏み出せない。
大きな挑戦になる程、このような傾向が強くなるのではないでしょうか。
今回は、
“なかなか最初の一歩踏み出せない状態から抜け出す勇気”をくれる言葉
を紹介したいと思います。
その前に、この言葉をもっと早く知っていれば!と思った、ある経験をシェアさせて下さい。
理論派男の厳しい言葉
2013年のある日、オーストラリア行きを決意した僕は、とても親しくしている理論派の男に報告をしに行きました。
彼は一通り話を聞いた後、こう僕に質問しました。
- その歳(当時39歳)になって留学して何がしたいの?
- 資格?それを取ったその後はどうするの?
うまく事が進めば将来の可能性が広がる事は分かっていたけれど、実際どう広がるか、その時には分かりませんでした。
すると彼は更にこう言いました。
- きちんと人に説明出来るようなゴールが今見えていないのなら、そこへ向かう計画も立てる事が出来ない。
- その様な状態では行く意味がない!
厳しいですね〜>< 。
今は見えない可能性を広げるためにオーストラリアへ行こう!と考えた訳ですが、
彼の意見の方が正論に聞こえてしまい、うまく反論することが出来ませんでした。
両親にも猛反対されていた時期だったので、正直かなり落ち込みました。
ある言葉との出会い
オーストラリアでの挑戦が一通り落ち着いた数年後、ちきりんさんのこの言葉に出会いました。
あ!!まさにこの通りだ!!
以下の記事に書きました、自分のこれまでの道程。
どのように表現にして良いのか分からなかったことが、明快に言語化されていたのです。
この時パッと頭に浮かんだのが上記、理論派男とのやりとり。
当時の彼にこの言葉を伝えたかった。
(まだ何も成し遂げていない状態で彼に伝えたとしても、何の説得力もなかったかと思いますが…)
ちきりんさんの至言
以下、ちきりんさんのブログ、”Chikirinの日記”からの引用ですが、
是非是非この言葉が載っている日記(リンクはこちら)も読んでみて下さい。
それはもう気持ちがいいくらいに僕がこのブログを通じて伝えたい思いが言葉になっています^^。
目指しているゴールと、今、自分が立っている地点との距離は、通常とても離れています。そして、その時点からゴールに辿り着くまでのステップや道筋も、見えていないことが大半です。
でも、その間の道筋が全部きれいに見えてから歩き始めようと考えている人が、ゴールに辿り着くことは決してありません。
辿り着けるのは、ほのかに見えるゴールに向けて、今できることを実際にやってみる人、最初の一歩を踏み出してみる人です。
なぜなら、実際に一歩を踏み出すと、そうする前には見えなかった「その次のステップ」が見えてくるからです。そうやって一歩進むごとに異なる景色が見え、新たな選択肢が浮かび上がってきます。それをひとつずつ進んでいくと、ある日ゴールに辿り着くんです。
まとめ
ちきりんさんの至言、いかがでしたか?
この言葉、”挑戦の本質を的確に捉えている”と僕は思います。
今、ゴールまでの道筋が見えていなくても大丈夫です。
“歩き始めれば道筋が見えてくる”と信じ、最初の一歩を踏み出してみませんか?
おまけ:理論派男、その後
僕らがオーストラリアへ発って約一年が経過した頃、
この理論派男は突然、
ワインを作りたい!!と言って会社を辞め、家族で都会を離れて行きました。
おい!!お前さん><!!!!!!
Jump the border!!
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