Last Updated on 2020年10月15日 by Dai Ando
みなさんご無沙汰しています。
お変わりはありませんか?
今年1月にメルボルンへ戻り早7ヶ月。
ようやく精神的/環境的に少し落ち着いて来たのでブログを書き始めることが出来ました!
メルボルンに戻ってから僕は隔週で土曜日に仕事をしています。
平日は渋滞がひどく到着時間が予想出来ないので、電車とトラムを使って通勤しているのですが、土曜は道が空いていることもあり車で出勤します。
- 平日に電車+トラムだと1時間ちょいかかるのに、週末に車だと25分で到着
- 仕事が終わり車に乗った瞬間から自分の空間
- 半日勤務
そんなこともあり、土曜出勤は割と好きなんです^^。
この1年は色々なことがあり、とても大変でした。
- 昨年8月の母の死から始まり、日本生活の幕引き。
- 12月にメルボルンへの引っ越し。
- 年明けから仕事や家探しも含め現地で新たな生活の立ち上げ。
- 5月にメルボルンでもう一度引っ越し。
- 7月から8月にかけて母の一周忌のため日本一時帰国。
- 9月には2歳半の息子が現地保育園入園。
小さな息子と一緒だと全てが輪をかけて複雑になり、「一体自分はこんなところまで来て何をしているのだ!?」と思うことも何度かありました。
外国生活が大変なのか、子育てが大変なのか、それともその両方なのか。
激流に呑まれているような半年間でした。
そうやって少し気持ちが沈んでいる土曜の朝に
車でフリーウェイを走り、日本と違う風景を眺めていると、ふとこんな考えが頭に浮かびます。
「馴染みのない景色の中、自分の車を運転して仕事へ向かっている。
何処の馬の骨か分からない僕に、この車を買うためのお金を貸してくれた銀行がこの国にある。
向かう先には職場があり、仕事があり、同僚もいる。
妻も子供もご飯も食べれているし、息子はこの自分が育ったことのない環境でもすくすくと育ってくれている。
色々あるけれど、まあまあうまくやっていると言ってもいいんじゃないか?」
普段は減点法で自己採点することが多いんですが、何故か加点法になる土曜の朝。
最近はこうやって心のバランスを整えながら生活しています。
「日本と同じことを英語でしているだけなんですね!」
僕のメルボルン生活をそう表現した人がいましたが、まさにその通り。
こちらの暮らしで好きなことの一つは、
日本と同じことをしているだけなのに、自分の能力が限界まで引き出されてしまうこの環境。
適応しきっていないのが原因なのですが、未だに電話で冷や汗をかく程です笑。
僕にとっては重力が何倍もあるところで生活しているようなもので、
- 毎日生活をしているだけで鍛えられているのを実感するし、
- 日々「もっと鍛えなければ!」という焦りを感じます。
とてもありがたいことに、日本に暮らしていた時は自分の限界はまだ先にあることを知りながらも、そこまで力を出さずに生きることが出来ていました。
でも同時に、「このまま人生を終えてしまうのはもったいない」とも感じていました。
問題は、なんだかんだ言ってもその環境に甘んじてしまう自分の意志の弱さ。
新たな環境に飛び込む→慣れる→飛び込む→慣れる→飛び込む…
ものぐさな僕には、これが一番効率良く自分の限界を広げる方法。
一度飛び込んだらもう慣れるしかないので、とにかく必死に頑張ります。
そしてこれが楽になったらまた環境を変え、生活の負荷を上げる。
大事なのは自分の進みたい方向に飛び込むことでしょうか。
これを死ぬまで続けることができれば、きっと息子にとっていい模範になれるのではないか、そう思っています。
今を楽しみながら、いいバトンを次世代に。
父と母、そしてそのご先祖様が作ってくれたこの環境、授けてくれたこの能力。
最大限に生かし、可能性を引き出し、次へ渡すのが僕ら夫婦の役目。
その日が来るまでうまく心のバランスを保ちながら、そしてドキドキワクワクしながら、どんどん飛び込もうと思います^^。
息子(今まだ2歳半)がこれを読めるようになった時、自分は何をしているのだろう。
もしこれを読んだら声をかけてくれよな、息子よ笑!
今日は久しぶりだったので近況報告的なブログでした^^。
ではまた!!
Jump the border!!
2020年10月追記!
読者の方から「オーストラリアでの歯科医師免許取得」に関して沢山のお問い合わせを頂くことから、オンラインコースを開設することにしました!
現在鋭意制作中ですので、もう少し突っ込んだ情報をご希望の方は以下のフォームから是非ご登録ください。
完成次第ご連絡致します^^。
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